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社長挨拶

画像:代表取締役 松本 誠二

平成28年10月1日より代表に就任致しました松本 誠二と申します。
弊社創始者である美濃部秀雄氏から引き継ぐこととなり、責任の重さを痛感し、身に余る思いですが、社業の発展及び社会への貢献に向けて、一層全力を尽くして参ります。

日本の社会は大きな変換点に立たされています。
今後、更なる超少子高齢化の進展により人口構造のアンバランスに直面するため、社会保険制度の枠組みを見直していかなければならない状況にあります。高齢化が加速する中で医療や介護を必要とする人が増える一方で、高齢者を支える側となる働きの担い手は減少するわけですから、若い世代の負担が過大になっていきます。現在の社会保険制度を維持するには、制度の枠組を縮小・制限する必要があるため、最終的には医療・介護を必要とする人でも適切なケアを受けられなくなる人がでてくることを危惧しています。
ですから、将来的に誰もが安心して幸せな社会を築いていくためには、私共一人一人が「自分の健康は自分で守る」といったセルフメディケーションの意識を醸成し、病気や老化を予防していくことが、一層求められています。
また高齢化に伴い、癌、高血圧などの生活習慣病、認知症などの疾患が増加の一途を辿っていますが、治療を主眼に置いた「西洋医学」では限界があり、予防を主眼に置いた「東洋医学」や「代替医療」を上手く取り入れ、自身の健康に役立てていくことも求められています。しかしながら、誰もが自由に発信できる情報社会の中で健康に関する情報は氾濫し、私共も何が正しい情報なのかを見極めることが困難になってきています。
このような将来的な構造変化と社会的ニーズに対し、弊社はエビデンス(科学的な裏付け)のある製品の開発に努めるだけでなく、病気や老化の予防に優れた専門的知識をもち、適切なコンサルティングができる会員[薬局・薬店等]と一緒に、地域生活者一人一人の健康に寄与していくことが、企業としての社会的使命であると考え、一歩一歩前に進んで参ります。

 

代表取締役社長:美濃部 秀雄